ストーカー被害のその後

愚かにも
ストーカー仲間が住むアパートに転がり込んだため
ストーカー張本人がぼくの後を追っかけて来る
という災難が昨月のことだ。

そのため、元住んでいたアパートで1ヶ月の連日騒音被害、
次のアパートでさらに1ヶ月の連日騒音被害、
合計2ヶ月間も昼夜(特に夜)騒音ハラスメントを受け続けた。

アパートを出てからも
騒音ハラスメントによるPTSDとノイローゼ状態が
続いて大変だった。

でも徐々に余波は柔らいできた。

まさかタイのこんなところで精神異常をきたした外人に遭遇して
連日のハラスメントにまで発展するとは想像だにしなかった。

そのアパートを離れて10日あまり、やっとストーカー連
から解放されたようだ(と信じたい)。

これ以上は追ってこないだろう(と祈っている)。

ただ、今月はじめから引越そうと考えていた次の
アパートに入居当日行ったら、なんと「その部屋は
まだ空いていません」という寝耳に水の返答。

もうびっくし。やっぱりここはタイだ(怠惰)!
それならそうと電話とかLINEで連絡しろよ!

ということで、急遽、本格的なホテル暮らしになってしまった。

その前も、ストーカーが追ってこないように、1週間はあっちやこっちの
ホテルに毎日のように移動していた。

そして、やっと大丈夫そうなので、
今日からは1週間ほど同じホテルに泊まることにした。

連泊にしたら、いきなり身障者が使うであろうあの
だだっ広いトイレのついた部屋を案内された。

なぜだろうか?

ここのホテルの普通の部屋の大きさは標準が21m2だ。
それが25m2ほどになっている。

この部屋の良い点は、バルコニーがない代わりに閉じた窓で
外からはほぼ完全に防音が施されていること、

バルコニーがないのでその分部屋が大きいこと、

普通の部屋にはついていないが、
窓際に3mほどの長い机がついていること、

だろう。

持ち物を広げて仕事をするにはもってこいの机だ。

2月に入ってぼちぼち仕事も再開できるようになった。

夜も上階や隣室から騒音をたてられないのでぐっすり眠れる。

悪意を持った人間がまわりにいないので気持ちが健やかになった。

ご飯が美味しい。

考えてみれば、安眠妨害は完全に「拷問」である。

そして、その「拷問」による精神的、肉体的被害の甚大さは
アパートオーナーも警察も想像だにできなくて
誰も助けてくれないことなのである。

元警察官のブログでも、さまざまなストーカー被害の甚大さが
警察官たちにも想像できないので、被害者のほとんど
は警察署では救済されないとのことだ。

これはタイでも同じだった。人生ではじめて、しかもタイの、
警察署に3回もクレイムを入れに行った。ワイルドだろう!?

この体験を通してストーカー被害に遭われている方々の
大変さ、彼らの気持ちがはっきりわかるようになった。

また、そういうことを平気でする邪悪な連中が日本にも
タイにもいることを身をもって体験した。

ともかく、やっと人生の暗雲は去ったようだ。

そして、普通の、穏やかな生活がどんなに貴重なものか
深く味わっているところだ。

このホテルは砂浜にも近いため、干潮時には
毎日のように散歩に行っている。

今日ちょっと浜辺をのぞいたらまだ満潮に近かった。

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