タイに来てはや十年。
アジアにおける自分の取り組みをすすめるうえでバンコクは最高の立地だった。
しかし、コロナ禍で手持ち無沙汰になり移ったここフア浜(ふあひん)で事情は一変したように思う。
要するに観光立国タイは、犯罪者予備軍のような外国人も多数呼び込んでいるのだ。
それはタイ社会固有のクリミナルな規範とどうも馴染んでいるようでもある。
常夏のタイ南部ビーチでは、健康増進にスイム、サンドウォークが気軽にできてその点は素晴らしいのだが、それ以上にドラッグ、買春、アルコホリズム、人身売買などに関与する人々のバイブも強烈だ。
大気汚染の強烈なバンコクにもどるつもりもないが、ここでの転居先のアパート選びもかなり難航していて、それはどうもそろそろここをお暇しろという予兆なのかもしれない。
これまで日本とアジアの中継地点としてのタイは大いにぼくのライフワークに貢献してくれた。十年で打ち止めでもそれはそれでよしとしよう。
こんなところでいつまでも与太者の相手してても時間の無駄だしね。
転居先探しの進展、様子を見ながら先行きを決めていきたい。